「学校の授業についていけなくなってきた」
「大学受験の勉強を始めたいけれど、塾に通うほどの余裕はない」
「参考書を買っても、解説を読んだだけでは理解できない」
このような高校生に選ばれているのが、オンライン学習サービスの「スタディサプリ高校講座」です。
スタディサプリ高校講座では、プロ講師による映像授業をスマートフォンやパソコンから視聴できます。
月額料金が比較的安く、自分の学年以外の授業も視聴できるため、学校の授業の復習から大学受験対策まで幅広く利用できるのが特徴です。
一方で、塾のように先生が直接勉強を管理してくれるわけではありません。そのため、すべての高校生に向いているサービスとはいえないでしょう。
この記事では、スタディサプリ高校講座の特徴や料金、メリット・デメリット、向いている高校生について詳しく解説します。
スタディサプリを利用するか迷っている高校生や保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
スタディサプリ高校講座とは?
スタディサプリ高校講座は、リクルートが提供しているオンライン学習サービスです。
スマートフォンやタブレット、パソコンを使って、プロ講師による映像授業を視聴できます。
授業は1回約10分にまとめられているものが多く、通学中や寝る前などの短い時間にも勉強しやすい設計です。
学校の定期テスト対策だけでなく、苦手科目の復習や大学受験対策にも利用できます。
スタディサプリ高校講座の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 2,178円(税込) |
| 12か月一括払い | 21,780円(税込) |
| 一括払いの月額換算 | 1,815円(税込) |
| 入会金 | なし |
| 無料体験 | 初回14日間 |
| 対応端末 | スマートフォン・タブレット・パソコン |
| 対象 | 高校1年生・高校2年生・高校3年生・高卒生など |
| 主な用途 | 授業の復習・定期テスト・大学受験対策 |
※料金や無料体験の条件は変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
ベーシックコースでは、現在の学年にかかわらず、小学1年生から高校3年生までの講座を視聴できます。
たとえば、高校1年生が中学校の英語や数学を復習したり、高校2年生が高校3年生向けの内容を先取りしたりすることも可能です。
スタディサプリ高校講座の5つのメリット
スタディサプリ高校講座には、主に次のようなメリットがあります。
1.塾や予備校と比べて料金を抑えやすい
スタディサプリ高校講座の大きなメリットは、料金の安さです。
ベーシックコースの月額料金は2,178円(税込)。12か月分を一括で支払う場合は、月あたり1,815円(税込)で利用できます。
一般的な塾や予備校では、毎月の授業料に加えて、入会金や教材費、季節講習の費用が必要になる場合があります。
スタディサプリには入会金や初期費用がなく、毎月の教育費を抑えながら授業を受けられます。
もちろん、塾とスタディサプリではサポート内容が異なるため、単純に料金だけで比較することはできません。
しかし、「まずは低価格で映像授業を試したい」「塾に通う前に自宅学習を始めたい」という高校生にとっては、利用しやすい料金設定といえるでしょう。
2.自分の学年以外の授業も視聴できる
スタディサプリでは、申し込んだ学年の授業だけでなく、小学1年生から高校3年生までの講座を視聴できます。
高校の授業では、中学校までの内容を理解していることを前提に授業が進むことも少なくありません。
特に英語や数学は、過去に習った内容が分からないままだと、その後の単元でもつまずきやすくなります。
スタディサプリなら、分からなくなった部分まで学年をさかのぼって復習できます。
反対に、学校の授業よりも先に勉強を進めたい高校生は、上の学年の講座を利用した先取り学習も可能です。
自分の理解度に合わせて学習内容を選べる点は、集団授業の塾にはないメリットです。
3.短時間の授業が多く、スキマ時間に勉強しやすい
スタディサプリの授業は、1回約10分にまとめられているものが多いのが特徴です。
部活動やアルバイトで忙しい高校生にとって、毎日1時間以上の勉強時間を確保するのは簡単ではありません。
しかし、10分程度であれば、通学中や夕食前、寝る前などのスキマ時間にも取り組みやすいでしょう。
動画は途中で停止したり、分からない部分を繰り返し再生したりできます。
理解できている部分は再生速度を上げ、苦手な部分だけ時間をかけて視聴するなど、自分に合ったペースで勉強できるのも魅力です。
4.基礎から大学受験レベルまで学べる
スタディサプリ高校講座には、教科書レベルの基礎を学べる講座から、難関大学を目指す高校生向けの講座まで用意されています。
講座は、主に次のようなレベルに分かれています。
- ベーシックレベル
- スタンダードレベル
- ハイレベル
- トップレベル
「学校の授業についていくために基礎から勉強したい」という高校生と、「難関大学に向けて発展的な問題を学びたい」という高校生では、必要な授業が異なります。
スタディサプリなら、自分の現在の学力や志望校に合わせて講座を選択できます。
英語や数学だけでなく、国語、理科、社会、情報、小論文などの講座も用意されているため、複数の科目を勉強したい人にも利用しやすいでしょう。
5.14日間の無料体験が用意されている
スタディサプリ高校講座では、初めて利用する人を対象に14日間の無料体験が用意されています。
映像授業との相性は、実際に利用してみなければ分かりません。
「講師の説明が自分に合っているか」「スマートフォンで集中して勉強できるか」「継続して利用できそうか」などを、無料体験中に確認できます。
無料体験を利用する場合は、Webサイトからクレジットカード決済で申し込むなどの条件があります。
また、無料期間終了後は自動的に有料契約へ移行する場合があるため、申し込み前に利用条件と停止方法を確認しておきましょう。
[スタディサプリ高校講座の無料体験を確認する]スタディサプリ高校講座の4つのデメリット
料金が安く、授業の種類も豊富なスタディサプリですが、利用前に確認しておきたいデメリットもあります。
1.自分で勉強を進める必要がある
スタディサプリの最大のデメリットは、自分から授業を視聴しなければ勉強が進まないことです。
申し込んだだけで、自動的に成績が上がるわけではありません。
塾であれば、決まった曜日と時間に授業があり、講師から宿題を出されることもあります。
一方、スタディサプリは好きな時間に勉強できる反面、勉強しなくても誰かに注意されるわけではありません。
スマートフォンで授業を見ようとして、SNSや動画を見続けてしまう可能性もあります。
勉強を続けるためには、次のようなルールを決めておくことが重要です。
- 毎日20時から1講座視聴する
- 通学中は英語の授業を見る
- 週末に1週間分の復習をする
- 視聴する講座を事前に決めておく
自分だけで管理するのが難しい場合は、保護者と学習状況を共有したり、塾と併用したりする方法も検討しましょう。
2.分からない問題をその場で質問しにくい
映像授業では、対面授業のように講師へその場で質問することはできません。
授業を繰り返し見ても理解できない場合、自分で教科書や参考書を調べる必要があります。
学校の先生に質問したり、友人に聞いたりできる高校生であれば、大きな問題にはならないでしょう。
しかし、一人で疑問を解決するのが苦手な人にとっては、質問できないことがストレスになる可能性があります。
スタディサプリを利用する場合でも、学校の先生や参考書、質問サービスなど、分からない問題を解決する手段を別に用意しておくと安心です。
3.映像授業を見ただけで満足してしまう可能性がある
分かりやすい授業を視聴すると、「理解できた」と感じることがあります。
しかし、授業を理解することと、自分で問題を解けることは同じではありません。
動画を見ただけで復習をしなければ、数日後には内容を忘れてしまう可能性があります。
特に数学や英語は、授業を視聴した後に問題演習を行うことが重要です。
スタディサプリを利用するときは、次の流れで勉強するとよいでしょう。
- 映像授業を見る
- 授業内容をノートに整理する
- 対応する問題を解く
- 間違えた部分をもう一度見る
- 数日後に同じ問題を解き直す
映像授業は、勉強を分かりやすくするための手段です。
「動画を何本見たか」ではなく、「問題を解けるようになったか」を基準に学習を進めましょう。
4.強制力を求める人には向いていない
「家ではまったく勉強できない」「誰かに管理されないと続かない」という高校生には、スタディサプリだけでの学習は難しい可能性があります。
自宅には、スマートフォンやゲーム、漫画など、勉強の妨げになるものが多くあります。
好きな時間に勉強できるというメリットが、先延ばしの原因になることもあるでしょう。
その場合は、スタディサプリを契約するだけでなく、図書館や学校の自習室で利用する、保護者に視聴状況を確認してもらうなどの工夫が必要です。
スタディサプリ高校講座が向いている高校生
スタディサプリ高校講座は、次のような高校生に向いています。
塾にかかる費用を抑えたい人
毎月の教育費を抑えながら授業を受けたい人には、スタディサプリが向いています。
月額2,000円前後で複数の科目を勉強できるため、特定の科目だけでなく、定期テストに向けて幅広く復習したい場合にも利用しやすいでしょう。
部活動やアルバイトで忙しい人
決まった時間に塾へ通うのが難しい高校生にも適しています。
スタディサプリなら、帰宅時間が遅くなった日でも、自宅で短時間だけ授業を視聴できます。
大会前やテスト前など、時期に応じて勉強量を調整できるのもメリットです。
苦手な単元まで戻って復習したい人
英語や数学の基礎に不安がある人にも向いています。
現在の学年に関係なく授業を視聴できるため、中学校の内容や高校1年生の単元まで戻って勉強できます。
「どこから分からなくなったのか」を確認しながら、少しずつ苦手を解消できるでしょう。
参考書の解説だけでは理解しにくい人
文章だけの解説より、講師が話して説明してくれる方が理解しやすい人にもおすすめです。
映像授業では、問題を解く手順や考え方を講師が順番に説明してくれます。
参考書を読んでも理解できなかった単元が、授業を見ることで理解できる可能性があります。
自分で学習計画を立てられる人
好きな時間に勉強できるため、自分で計画を立てて取り組める人とは相性がよいでしょう。
「平日は毎日1講座」「土曜日は数学を3講座」など、具体的なルールを決められる人は、スタディサプリを活用しやすいといえます。
スタディサプリ高校講座が向いていない高校生
次のような高校生は、スタディサプリだけでなく、塾や家庭教師も検討した方がよいでしょう。
勉強を強制してもらわないと続かない人
自宅学習の習慣がなく、自分から動画を開くのが難しい場合は、スタディサプリを契約しても使わなくなる可能性があります。
決められた時間に授業を受ける塾の方が、勉強を継続しやすいかもしれません。
分からない問題をすぐ質問したい人
疑問点をその場で講師に質問したい人は、対面型の塾や個別指導の方が向いています。
スタディサプリと学校の先生への質問を組み合わせる方法もありますが、一人で疑問を整理するのが苦手な人は注意が必要です。
志望校までの学習計画をすべて作ってほしい人
大学受験では、「いつまでに、どの科目を、どのレベルまで勉強するか」という計画が重要になります。
自分で志望校から逆算した計画を立てるのが難しい場合は、進路指導や学習管理を受けられる塾を利用した方が安心です。
スタディサプリと塾はどちらがおすすめ?
スタディサプリと塾には、それぞれ異なるメリットがあります。
| 比較項目 | スタディサプリ | 塾・予備校 |
|---|---|---|
| 料金 | 比較的安い | 高くなりやすい |
| 学習時間 | 自由に選べる | 授業時間が決まっている |
| 場所 | 自宅や外出先 | 教室への通学が必要 |
| 質問 | その場では難しい | 講師に質問しやすい |
| 学習管理 | 基本的に自分で行う | 管理してもらいやすい |
| 授業の繰り返し | 何度でも視聴できる | 授業によって異なる |
費用を抑えながら、自分のペースで勉強したい人にはスタディサプリが向いています。
一方で、質問対応や学習管理を重視する人には、塾や個別指導が向いているでしょう。
必ずしも、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。
苦手科目だけ塾に通い、それ以外の科目をスタディサプリで勉強する方法もあります。
たとえば、数学は個別指導塾で質問しながら学び、英語や国語はスタディサプリで授業を見るといった使い分けも可能です。
スタディサプリを効果的に使う方法
スタディサプリを利用する場合は、申し込むだけでなく、勉強を継続する仕組みを作ることが大切です。
毎日勉強する時間を固定する
「時間があるときに見る」と決めると、後回しになりやすくなります。
「夕食後の20時から」「通学電車の中」など、授業を見る時間をあらかじめ決めておきましょう。
最初から毎日2時間勉強しようとすると、続かなくなる可能性があります。
まずは1日1講座から始め、習慣になってから勉強時間を増やすのがおすすめです。
授業の後に必ず問題を解く
映像授業を見終わったら、学んだ内容に関連する問題を解きましょう。
自分で解くことで、授業内容を本当に理解できているか確認できます。
問題が解けなかった場合は、分からなかった部分だけ動画を見直します。
目的を明確にする
スタディサプリを始める前に、何のために利用するのかを決めておきましょう。
たとえば、次のような目的です。
- 次の定期テストで数学を70点以上取る
- 夏休み中に中学英語を復習する
- 高校2年生の間に英文法を完成させる
- 共通テスト対策を進める
目的が曖昧なままだと、どの授業を見ればよいのか分からなくなります。
達成したい目標と期限を決めたうえで、視聴する講座を選びましょう。
無料体験中に実際の生活に組み込む
無料体験中だけ特別に長時間勉強するのではなく、学校や部活動がある普段の生活の中で利用してみましょう。
平日に無理なく授業を見られるか、スマートフォンでも集中できるかを確認することが重要です。
14日間継続して利用できれば、有料期間に入った後も続けられる可能性が高いでしょう。
スタディサプリ高校講座に関するよくある質問
スタディサプリだけで大学受験はできますか?
スタディサプリだけで志望校に合格できるかは、現在の学力や志望校、自分で学習を管理できるかによって異なります。
映像授業を利用して知識を身につけることはできますが、大学受験では過去問演習や模試の受験、学習計画の見直しも必要です。
自分で計画を立てられる人であれば、スタディサプリを中心に受験勉強を進めることも可能です。
不安がある場合は、学校や塾の進路指導と組み合わせるとよいでしょう。
テキストは必要ですか?
映像を見るだけでなく、問題演習や書き込みを行いたい場合は、講座に対応したテキストを利用した方が勉強しやすいでしょう。
テキストの利用方法や購入費用については、申し込み前に公式サイトで確認してください。
スマートフォンだけでも利用できますか?
スタディサプリはスマートフォンから利用できます。
ただし、数学の計算や長文読解などは、スマートフォンだけで完結させるのではなく、ノートやテキストを用意した方が効率的です。
長時間視聴する場合は、タブレットやパソコンの方が画面を見やすいこともあります。
途中で利用を停止できますか?
利用停止の手続きは可能ですが、支払い方法や契約期間によって条件が異なります。
12か月一括払いでは、途中で利用を停止しても残り期間分が返金されない場合があります。
申し込む前に、契約の更新日や利用停止方法、返金条件を確認しておきましょう。
無料体験中に解約すれば料金はかかりませんか?
公式サイトに記載された無料体験の対象条件を満たし、所定の期限までに利用停止手続きを行った場合は、料金が発生しないと案内されています。
無料体験には申し込み日も含まれるため、終了日を勘違いしないよう注意が必要です。
申し込みが完了したら、無料体験の終了日をカレンダーに登録しておくと安心です。
まとめ:まずは無料体験で続けられるか確認しよう
スタディサプリ高校講座は、プロ講師の映像授業をスマートフォンやパソコンから視聴できるオンライン学習サービスです。
月額料金を抑えながら、学校の授業の復習や定期テスト、大学受験対策に利用できます。
特に、次のような高校生に向いています。
- 塾や予備校の費用を抑えたい
- 部活動やアルバイトで忙しい
- 苦手な単元まで戻って復習したい
- 自分のペースで勉強したい
- 参考書だけでは理解しにくい
一方で、自分から授業を視聴する必要があるため、学習習慣がない人は利用しなくなる可能性があります。
スタディサプリが自分に合っているかは、実際の授業を見て判断するのが確実です。
初めて利用する場合は14日間の無料体験が用意されているため、まずは普段の生活の中で継続して使えるか試してみましょう。
無料期間中に、「授業が分かりやすいか」「毎日続けられるか」「問題を解けるようになるか」を確認したうえで、有料利用を継続するか判断するのがおすすめです。
※14日間無料体験は、Webサイトからクレジットカード決済で初回申し込みをした場合など、適用条件があります。無料体験には申し込み日も含まれます。料金やキャンペーン、契約条件は変更される可能性があるため、申し込み前に公式サイトをご確認ください。

コメント